野菜パウダーレシピ集

秋刀魚の炊き込みご飯

朝夕涼しくなって、秋の訪れを感じますね。
秋は、収穫の時期でもあり、おいしいものがたくさん出回る季節です。

秋の風物詩ともいえる「秋刀魚」旬は、もう夏からはじまっています。

色々な調理方法はあるけれど、最終的には塩焼きが原点のように戻ってしまうような気がします。
特に、仕事を終えて帰ってきてからの晩ごはんの支度はシンプルなものが嬉しいです。
手抜きではなく、シンプル!
今回は、シンプルな秋刀魚の塩焼きの活用術をご紹介しました。

塩焼きの秋刀魚を炊き込みご飯にしてしまいます。
焼いてから時間が経ってしまった秋刀魚が、炊飯器の中で再び、ふっくら。
そして、少し秋刀魚のお話もしましょう。

秋刀魚は、唯一100%国産、天然の魚です!
ご存知でしたか?!
・・・と、いうことは、スーパーマーケットで売っている秋刀魚に『天然』とか『国産』とかいう表示があるのもちょっとおかしな気がします。
全て、国産で天然ものです☆
そして、今では、冷凍の技術が進んでいるので、旬の時期に採れた秋刀魚を急速冷凍して保存しておいてもほとんど、味も悪くなりません。
旬の時期より少し前の時期を「走り」と言いますが、走りの時期はまだ十分に脂がのっていないので、案外、冷凍秋刀魚の方が美味しいこともあるんです。

今年も行けなくて残念だったのですが、『目黒のさんま祭り』に一度は行ってみたいな〜と思っています。
これは、江戸落語の小噺の中にある「目黒のサンマ」にちなんで、目黒駅前商店街付近で開催されているサンマ祭り!
「目黒のサンマ」という小噺はご存知ですか?
江戸時代のお話、殿様の一行がちょうどお昼時に目黒を通りかかりました。
ある農家から秋刀魚を焼く匂いが。 秋刀魚は町人の食べる下魚とされ、殿様が食べるものではありませんでした。
でも、お腹空いていた殿様は家来に無理をいって、初めて秋刀魚を食べることになりました。
初めてみる秋刀魚は、頭には火がついていてしっぽにはけし炭がぶらさがっていて真っ黒の熱々、それに大根と醤油をさしてジュージューと音がしていました。
もちろん、美味しくて殿様は大喜び、それ以来、目黒の秋刀魚が忘れられず、家来にまた秋刀魚が食べたいと頼むのですが家来は下魚はダメだといって食べさせてくれません。
ある時、殿様は親戚の家にお呼ばれに行きました。
そこで、何でも食べたいものを言ってくださいと言われ、ここぞとばかりに秋刀魚をリクエスト。
しかし、料理人は殿様にお出しする秋刀魚だからと気を遣い、脂が強すぎてお腹を壊さないようにと三枚に卸し、蒸し器で蒸し、小骨が刺さってはいけないと抜き取っているうちに身が崩れてしまったので、すり鉢ですってつみれ団子のようにして、お椀に入れてあんをかけたものを出したのです。
出てきた秋刀魚をみて、殿様はびっくり。
てっきり熱々ジュージューの秋刀魚が出てくると思っていたら、脂は落ちてパサパサ、猫にやっても食べないようなものになってしまっていたのです。
「これが秋刀魚か?いったいどこから取り寄せた?」と聞くと、本場の銚子からだという答え。
「だからマズイのだ。秋刀魚は目黒に限る!」
(落語絵本『めぐろのさんま』川端誠著を要約したものです)

つまり、低俗な魚は無造作に食べる方が美味しく、それを丁寧に調理すると不味くなるという皮肉を込めた滑稽話です。

こんな話も思い出しながら、秋の味覚たっぷりの炊き込みご飯、発芽玄米ファインパウダーを入れて炊いてみてください!


材料 4人分

サンマ・・・・・2尾
米・・・・・2合
発芽玄米ファインパウダー・・・・・大さじ1
だしコンブ・・・・・20×7cm1枚
ニンジン・・・・・50g
ゴボウ・・・・・50g
干しシイタケ・・・・・3枚
マイタケ・・・・・1パック(80g)
シメジ・・・・・1パック(80g)
ぎんなん・・・・・30g 
酒、みりん、しょう油・・・・・各大さじ2
だし・・・・・2カップ
刻みねぎ・・・・・適量


レシピ

(1) サンマは塩焼きにする。米は通常通りといで、分量の水に浸しておく。
(2) 干しシイタケは、水に戻して柔らかくしてスライス。ゴボウは、ささがきに。
ニンジンはせん切りにする。キノコ類は食べやすく手で分ける。
フライパンに油(分量外)をひいて、干しシイタケを一番最初によく炒めてから
他の野菜を炒め、調味料を加えて味をつける。
(3) 炊飯器に米に発芽玄米パウダーを混ぜ、だしを通常通りセットし、(2)の炒めた野菜を入れ、だし昆布を置いてその上に塩焼きしたサンマをのせて炊く。
(4) 炊き上がったら、いったんサンマと昆布は取り出して、サンマの身を軽くほぐして気になる骨を除き、ご飯に混ぜ込む。 器に盛ってネギを散らす。


平山友美
Tomomi Hirayama

気軽なおもてなしサロン「Moderate 」(「食」を楽しむことを学ぶ教室)を主宰。
慶応義塾大学卒業後、米国でのボランティア活動を機に「おもてなし」の楽しさを伝える教室を開こうと奮起!
料理・製菓・製パン・テーブルコーディネートと各分野の専門的な勉強をスタート。エコール・キュリネール国立(フランス・イタリア料理専攻)卒業他、都内の教室を中心に多くを学ぶ。
同時にテーブルコーディネーターのプロ養成機関「彩食絢美」(手島麻記子氏主宰)にてテーブルコーディネーターの資格取得。「食」と「食を彩るもの=テーブルコーディネート」は一体のものという部分を自ら企画・実践し、独自のスタイルで「人の見える」温かい食空間を提案し続けている。
食育に関する活動や地域産品の発掘や流通促進のお手伝いをしながら、出会ったモノやヒトを通じて感じたことを書き綴る、執筆活動もライフワークの1つ。 栄和企画有限会社代表取締役。


商品一覧

野菜パウダー

ほうれん草 にんじん かぼちゃ 明日葉 しょうが ブロッコリー むらさき芋 とうもろこし れんこん ごぼう こまつ菜 ゆず れもん 発芽玄米 さつまいも よもぎ 菊いも いよかん いよかん

乾燥野菜

ごぼう にんじん れんこん かぼちゃ

生野菜とどこが違うの?国産の生産者の顔が見える野菜をそのままパウダーにしたものです。

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